MTV Movie Awardsでは楽しんでいたみたいね。
「（にこっと笑って）あれはハリソンに頼まれたんだ。若者がこの映画を見に来
るようにと思ってね。僕も賛成したよ。でもああいうことは今までやったことが
なかったし、やらないようにしてたんだけど、彼に「あきらめるんだな」って言
われたよ。ステージに立ってみんなの前でハリソンをからかったんだ。面白かっ
たよ。ちょっとふざけてたんだ。あんなことはやったことなかった。その後も楽
しかったね。僕の友達の誕生日だったんだよ。」
今もミネソタに住んでるようだけど、ここに引っ越した方がいいかもって考えた
ことはある？
「いや、そういう気になったことは一度もないよ。でも（仕事をしているときの
）飛行機のスケジュールについては、できるだけ帰ろうとしてるけど、例えばミ
ネソタ行きの飛行機がすごく朝早くにあって、それから（帰りが）夜の１２時４
５分にあったとすると、その次の日の朝は寝不足だよね。ここにいる間、数回だ
けそうしたことがある。たいてい映画を撮っているときはその場所にいるように
してるよ。集中できるから。ハリソンに迎えに来てもらうようにしないと。彼は
どこへでも飛行機で行くからそのあたり把握してるだろうから。」
（スーパーマンの役を断ったことについて）スーパーマンを演じた他の俳優が不
運な目にあったことについては考えなかったの？
「(笑）うん、そういう（ジンクスのような）ことは信じないんだ。でももし僕が
「OK、その役をやるよ」と言ってたとして、誰かに「そのことを思い出して」っ
て言われたら、考え直していたかもね。」
もし俳優になっていなかったら、今何をしていると思う？
「どこかのガソリンスタンドにでもいるかな。今アメリカでみんながしているよ
うに仕事を探しているだろうね。僕の友達もみんな仕事を失ってるんだ。僕は絵
を描きたかったんだよ。大人になったときなりたいと思っていたのは絵描きだっ
たんだ。モダンなものだろうね。僕は何でも自分の描きたいものを描いて、描く
ときに自分がふさわしいと感じるものを選ぶような絵描きを尊敬してるから。創
意に欠けてる人よりもね。でも絵を描くのは時間がかかる。機会があるときはい
つも描いてるよ。」
プライベートな生活を保って、普通の人のようにデートできてる？
「そうだね、僕は結構いい探知機を持ってると思うよ。そのカテゴリーにおいて
はうまくやってると思う。たくさんクールな女の子にも会ったよ。」
芸能界の人とはデートしないことにしているの？
「いや、そんなことはないよ。付き合う相手が自分が経験していることを理解で
きるのはいいことだと思うし、だからたくさんの有名人同士が付き合ってたり、
俳優同士が付き合ったり、ミュージシャンがモデルと付き合いがちだったりする
んだよ(笑）」